「節約しながらできる!」今日から始めるかんたん防災備蓄術

節約術

備蓄を始めたいけど、なにから準備をすればいいんだろう?
お金がかかりそうで手が出せない…

備蓄ってなにから始めれば良いのか、どれくらいの量をストックすれば良いのか分からないですよね。

地震や台風、大雪など、日本で暮らす以上「災害のリスクゼロ」はあり得ません。
しかし、防災グッズをそろえようとすると「お金がかかりそう…」と感じてしまう人も多いはず。

実は、防災備蓄は節約と相性抜群って知ってましたか?

日常の買い物や食生活の工夫で、お金をかけずに必要な備えができます!

この記事では、「節約×備蓄」の両方を叶える方法を紹介していきます。


節約×防災備蓄の基本ルール 3選

防災備蓄を「大量まとめ買い」と考えると、持ち帰ることが面倒に感じたり、一回で高い金額になるのでお金がかかるという印象を持ちやすいかと思います。

特に2リットルPETの水を持ち帰る時は苦労しました…


大量に箱買いした水を車に積んで、それを家の中に運ぶ…

考えただけで「めんどくさい」「今度でいいや」など、後回しになりがちです。

しかし、次の3つを意識するだけで、ムダな出費や面倒さを抑えられます。

1. ローリングストック法を活用する

ちりつもで日々の買い物の中で少しずつ買うことが、無駄な出費一括で買う面倒さを抑えることができます!

仕事終わり帰宅して、夜ご飯を作るのが億劫な時にストック飯を食べることで節約にもつながりますね。

また、物価高の昨今、早めに長期ストック可能な食品を買っておくことはインフレ対策にもなります。

2. 楽天市場やamazonを活用する

防災備蓄を「後回し」にする理由が一気になくなりますよね!

早めの準備を心がけましょう!

3. 多用途で使えるアイテムを選ぶ

1つのアイテムに色々な機能が集約されているので、部屋の整理が楽になります。

たくさんのアイテムを買う必要がなくなるので節約にもなりますね!

避難するときの持ち運びは楽だよね!


どれくらいの量を買えば良いのか 3パターンで解説

ここでは「災害時にライフラインが止まった場合、最低3日~1週間分の備蓄」を想定しています。

長期化に備えるなら2週間以上が理想ですが、まずは「最低限の命を守る備蓄」からスタートしましょう!

備蓄初心者でもすぐ準備できる量を3パターンでまとめます。

1人暮らしの場合(目安:3日〜1週間分)

項目目安量(3日分)イント
飲料水1日3L × 3日 = 9L飲用+調理用を含む。500mlペットでも可
主食(米・麺・パン)レトルトご飯 6食、パスタ等 2食長期保存できる主食を用意
缶詰・レトルト魚・肉・豆・スープ類 合計6〜9個開けてすぐ食べられる物が安心
カップ麺・即席スープ3〜4食湯だけで作れる軽食
お菓子・栄養補助カロリーメイト等 2〜3箱エネルギー確保用
モバイルバッテリー容量10,000mAh以上 1個懐中電灯機能付きだと便利
灯りLEDランタン 1つ電池式or充電式、予備電池も

2人暮らし(夫婦など)の場合

項目目安量(3日分)ポイント
飲料水1日6L × 3日 = 18L2Lペット×9本などで備蓄
主食レトルトご飯 12食、麺類4食米は真空パックorアルファ米も◎
缶詰・レトルト魚・肉・野菜系 合計12〜15個温め不要な物も混ぜる
カップ麺・スープ5〜6食片方が体調不良でも作れるように
お菓子・栄養補助4〜5箱チョコ・ビスケットなど気分転換も
モバイルバッテリー10,000mAh以上 2個連絡手段確保は命綱
灯りLEDランタン 2つ停電中の家全体をカバー

2人+子供(3人家族)の場合

項目目安量(3日分)ポイント
飲料水1日9L × 3日 = 27L子供も含め計算(調乳用は別に確保)
主食レトルトご飯 18食、麺類6食子供が食べやすい柔らかめの物も用意
缶詰・レトルト魚・肉・野菜系 合計18〜20個アレルギー確認必須
カップ麺・スープ8〜9食大人向け+子供向けで分ける
お菓子・栄養補助6〜7箱甘味は安心感、咀嚼できる年齢に合わせる
子供用ミルク・離乳食月齢に合わせて3〜5日分スプーンや紙皿も一緒に
モバイルバッテリー10,000mAh以上 2〜3個情報収集・安否連絡用
灯りLEDランタン 2〜3つ子供の寝室用も確保

共通で用意したい備品

日々の買い物で少しずつ買ってくしかないよね~
水やたべものから揃えようかな!

上記のものを少しずつでも大丈夫なので、用意していきましょう。

リリすけの言う通り、生きていくために必要なものから用意するのがいいですね!


よくある失敗と対策

失敗例対策
賞味期限切れで廃棄ローリングストック+半年に1回のチェック日を設定
高額な防災セットを買って満足中身を日常使いできるか確認
保管場所がバラバラ防災コーナーを一箇所に作る

よくある失敗パターンとして、「賞味期限の管理」「防災グッズ置き場の管理」の2つを怠るとせっかくの将来への「備蓄」と「節約」が無駄になってしまいます。

半年に1回のチェックと備蓄品を置く防災コーナーを1か所必ず作りましょう!


まとめ

  • 防災備蓄は「節約」と両立できる
  • 普段使いできる物を多めに買っておくだけでOK
  • ローリングストックで消費したらその分買いたそう
  • 重たい備蓄品は楽天市場やAmazonで購入して配達してもらおう
  • 最低3~1週間分の備蓄を用意しよう
  • 賞味期限と備蓄品の置き場の管理は必ず確認

今回は「節約×防災備蓄」を実施する方法や具体的に何をそろえれば良いか紹介しました。

今できそうだなと思うことから実践してみてください。

小さな一歩が、災害時の大きな安心につながります!

最後までご覧いただきありがとうございました。